【兵庫】伊弉諾神宮|縁結び、良縁、子宝で有名な伊弉諾神宮

兵庫県

縁結び、良縁、子宝で有名な伊弉諾神宮。

伊弉諾神宮は、古事記・日本書紀の冒頭にその創祀を記し、神代の昔に伊弉諾大神 が、御子神の天照皇大御神に統合の権限を委ね、淡路の多賀の地に「幽宮(かくりのみや)」を構えて余生を過された神宅の旧跡と伝えられています。ここで終焉を迎へた伊弉諾大神は、その宮居の敷地に神陵を築いて祭られました。

これを創祀の起源とする最古の神社が伊弉諾神宮です。明治以前は、神陵の前方に本殿がありましたが、明治初年の国費により造営で、神陵の墳丘を整地して本殿を真上に移築し、現在の景観に整へました。

平安時代の延喜式の制では、名神大社。三代実録には神格一品。明治の制度では官幣大社に列格し、古くから淡路國の一宮と崇められ、地元では日本第一番の宮であることから「いっくさん」とも呼ばれます。また日之少宮、津名明神、多賀明神、淡路島神、一宮皇大神とも別称されています。

昭和二十九年に、昭和天皇が「神宮号」を宣下されましたので、伊弉諾神宮と改称し、兵庫県下唯一の「神宮」に昇格しました。

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伊弉諾神宮のパワースポット・見どころ

一の鳥居

一の鳥居は、伊弉諾神宮という神社で最初に参拝する場所になります。1995年の阪神・淡路大震災で鳥居が倒壊し、その後再建されました。そのため、現在は新しくなっています。

手水舎

伊弉諾神宮という神社の手水舎は、境内の「放生の神池」と関係があり、水の出口である吐水口が亀で、亀の口から水が出ているため、縁起の良いものということで喜ばれており、ご利益もあるとされています。

本殿

淡路島の神社、伊弉諾神宮の本殿は、御陵が整地されてその上に建てられた三間社流造という様式の建物です。

伊弉諾尊と伊弉冉尊の2神が祀られる本殿は、明治初期には伊弉諾尊のみしか認められていなかったそうです。

しかし、昭和初期に、淡路島の神社、伊弉諾神宮の本殿内部に伊弉冉尊も祀られているのが分かり、2神が認められたそうです。

拝殿

拝殿は、葺入母屋造で、舞殿としても使用されています。この拝殿では、2015年に寺社連続油被害事件が起こっています。拝殿の裏には、油がかけられた跡がいまでもうっすらと残っているといわれています。

禊殿

禊は、伊弉諾神が黄泉の国へ行った伊弉冉尊を追っていましたが、戻って来られた際には黄泉の国の穢れも払われたといいます。

さらに、日向で禊をし、天照大神(あまてらすおおみかみ)、月夜見尊(つくよみ)、素戔嗚尊(すさのお)の神生み、もう大事業をすべて終えたので天に報告されると、2神は認められ、その後、幽宮を淡路につくって日の少宮(わかみや)で隠居生活を静かに送ったと言われます。

夫婦大楠

夫婦大楠は、樹齢900年といわれている巨木で、幹回りは8.5メートル程です。ご神木として祀られています。

大楠は、2本が離れたり寄り添ったりしながら上に伸びています。2株のクスノキが、途中から結合して1株いなっているそうで、とても珍しいといわれ、兵庫県指定天然記念物になっています。

ご利益は、安産や子宝授け、夫婦円満で、参拝して祈願するとよいという、祈願成就のご神木です。

根元には、蛭子命(ヒルコノミコト)をおまつりする「岩楠(いわくす)神社」がある。蛭子命は、イザナギ大神とイザナミ大神の間に最初に生まれた御子神。こちらで子孫繫栄・夫婦円満・延命長寿のお祈りをする人は多い。

放生の神池

放生の神池は、御陵の遺構で、亀の手水舎と関連があり、快癒の報賽には亀を「放生の神池」に放すという信仰習慣があるため、このような名前になっているという人もいます。また、命乞いには鯉を放すそうです。

御神徳

伊弉諾神宮の御祭神

伊弉諾尊いざなぎのみこと
伊弉冉尊 いざなみのみこと

伊弉諾神宮のご利益

縁結び良縁子宝・安産・夫婦円満・心願成就・厄除開運・病気平癒・国家鎮守・延命長寿 など

淡路島の神社、伊弉諾神宮は、パワースポットとして知られています。ご神木や数々の聖地、例祭などの行事には、神様が来られることが多いので、縁結びなどのご利益があるといいます。

Info

参考URL 伊弉諾神宮 日本遺産認定 『国生みの島・淡路』
アクセス ・津名一宮インターより5分
・淡路交通「神姫バス」神戸三宮→ 64〜69分 → 郡家 下車 徒歩20分
拝観時間 自由
拝観料 無料
住所 〒656-1521 兵庫県淡路市多賀740
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